「ゆんぬ学」教職員研修 和太鼓体験
和太鼓体験を通して与論の芸能・文化・島の心に触れよう
令和7年8月29日、町内教職員を対象に「和太鼓体験研修」を開催しました。
直前で日時変更となったため残念ながら参加人数はかなり減ってしまいましたが、会場となった与論小学校には意欲ある先生方と海洋教育推進協議会事務局メンバーが集まり、地域の伝統文化である和太鼓に挑戦しました。
まず講師の川上明日香さんから、和太鼓の歴史や基本的な打ち方について説明を受けました。構え方、バチの持ち方、リズムのとりかたといった基本動作を練習した後、いよいよ実際に演奏に挑戦。
最初はぎこちなさもありましたが、力強い音が響きはじめると、自然と一体感が生まれ、会場は熱気に包まれました。
参加者からは「曲が終わったときの達成感!楽しかったです!」「みんなで音を合わせる楽しさを実感できた」といった感想が聞かれ、地域の伝統文化に触れるとともに、協調性や表現力を育む活動としての可能性を感じる研修となりました。
「子どもたちに与論の伝統文化の良さをつないでいきたい」「文化祭では三線、エイサー、和太鼓の選択制での発表だが、一単位の授業でもっと多くの生徒に触れる機会があっても良いのでは」という感想も聞かれました。今回の体験を通じて、和太鼓の魅力を改めて知るとともに、今後の学校行事や授業に取り入れるヒントを得ることができました。これからも地域の文化資源を海洋教育「ゆんぬ学」に活かしていけたらと思います。