スライド作りを学ぶ
効果的なスライドを作ろう!
重要なのは、聞き手の立場に立って、分かりやすく伝えること。
「だれに」「何を」伝えるか
- 「だれに」伝えたいか
- まず、「だれに」対しての発表資料か確認しよう。相手が理解できる内容を考えよう。
- 「何を」伝えたいか
- スライドで、「何を」いちばん伝えたいのか明確にしよう。確かでない人は、自分の探究学習での「問い」・「リサーチクエスチョン」とその「答え」を中心に振り返ってみよう。
スライドの「内容」と「構成」
- 表紙
- タイトル・名前・学校名やクラスなど表示
- ポイント
タイトルは見やすく表示しよう。 - 目次
- スライドの全体構成
- ポイント
聞き手に全体構成を把握してもらい、スライドの構成とボリューム感を伝えよう。 - 探究の背景
- 現状がわかるデータ先行事例など
- ポイント
初めてあなたの発表内容を聞く人に理解してもらうためには、ここで「言葉の定義」「現状を表すデータ」「先行事例・研究」説明することがとても大切。 - 探究の目的
- 「何を明らかにするの?」
- ポイント
目的と一緒に「リサーチクエスチョン」・「リサーチクエスチョンが生じた背景」も示すことで聞き手の興味関心に繋がるよ。 - 探究の社会的意義
- この探究をする意味
- ポイント
あなたがの探究学習が与論島(社会)にどんな意味・貢献をもたらすのだろう?聞き手の興味関心に繋がるよ。 - フィールドワークの内容
- フィールドワークの具体的な内容
- ポイント
仮説から、どのようにしてフィールドワークを計画し、実行したか、そしての結果、どのような調査結果を得たのかを具体的に示そう。箇条書き、図・表を使うなど端的に示そう。 - 結果・考察
- フィールドワーク結果
そこからの考察 - ポイント
自分の考え・意見としての結論を示そう!図・表を使い結果が分かりやすいように工夫しよう。また、結果を示す場所の近くで考察内容を示すようにしよう。 - 結論・展望
- 結論
「リサーチクエスチョン」の答え - ポイント
結論を示すのに加え、今回の探究学習では答えが出なかった問いに対し、今後どのように発展していくか展望を示そう。 - お礼
- 探究学習に協力していただいた方へのお礼
- ポイント
余裕があれば、「何に」関わってもらったかを示そう。 - 引用・参考文献の情報
- 引用・参考文献の情報
- ポイント
引用・参考文献については、各スライドにもその情報を示すようにしよう。
チェックしよう!
- 聞き手は誰か確認しましたか?聞き手にとって「見やすく」「分かりやすい」かも再度確認しよう。
- スライドの構成は、必要に応じて取捨選択しよう。
- 各ステップ・スライドに効果的な見出しをつけよう。
- 文字、イラスト、写真の大きさやバランスは効果的に使おう。
- スライドごとの繋がりを意識しよう。
- スライド1枚の情報量を整理しよう。スライド1枚につき、伝えたいことを1つにすることで効果的なスライドに!
- スライドに載せる文章はなるべく短くしよう。
- 聞き手が不快になったり、キズついたりする内容はないか必ず確認しよう。
- 引用した文・図・表・写真に出典を明記しているか確認しよう