2024年8月27日

『ゆんぬ学』研修「三線で与論民謡を奏でよう」

~初めての三線体験。与論の歴史・文化・島の心に触れ、各学校で行われている「ゆんぬ学」の充実に活かそう~

令和6年8月23日(金)与論町中央公民館にて、与論町内小・中学校、高等学校職員19名、与論町海洋教育推進協議会メンバー3名 合計22名が「ゆんぬ学」研修に出席しました。

参加者のほとんどが三線に触れるのが初めてという初心者ばかりです。まずは講師である与論エイサー団体舞弦鼓リーダー小高あすかさんの指導のもと、三線の「ちんだみ」(チューニング・調弦)や基本的な弾き方、譜面の読み方を学びました。

その後、与論島の代表的な古典唄「サトゥーガーアディク/サヨサ節」の練習に取り組みました。「サトゥーガーアディク/サヨサ節」は与論島の伝統的な古典唄で、困難な時代を生き抜いた人々の奮闘を歌ったものです。

参加者は、途中で休憩を挟みながら熱心に練習を重ね、一人ひとりが講師からのアドバイスを受けて演奏技術を磨きました。

練習の終わりには全員で合奏し、90分の練習を経て、曲を弾けるようになった方もいれば、難しさに苦しみながらも全力で取り組む方もいました。

アンケートの結果、多くの参加者が「難しかったけれども楽しかった」との感想を寄せ、また「与論の歴史や文化に触れることができた」との声もありました。「今後の授業や文化祭でこの経験を活かしたい」との意欲も見られました。

この体験を通じて、参加者は与論島の豊かな文化と伝統に深く触れることができました。

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