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令和6年度卒業予定 Kさん
与論高等学校部活:バレーボール 趣味:体を動かすこと(バレー、ランニング)、カラオケ
ゆんぬで探究した「テーマ」「きっかけ」を教えて下さい。
1年生の時は、「与論島を賑やかにするために、他地域から生徒を呼び込む『ふるさと留学』を活用するには?」というテーマに取り組みました。このテーマを選んだきっかけは、先生が「身近なところから課題を見つけてみよう」とアドバイスしてくれたことです。その言葉を聞いて、私にとって一番身近で気になっていたのが「人口減少」という課題だったので、このテーマに決めました。
2年生では、サイエンスキャンプに参加して「赤土や肥料が与論島の海に与える影響」について探究・研究しました。サイエンスキャンプに参加した先輩たちの発表を見たとき、「すごい!かっこいい!」と思ったんです。本格的に研究している姿が輝いて見えて、自分もこんなふうに頑張れたらかっこいいなと思って応募しました。大変そうだなとは思いましたが、参加すれば絶対に自分の力になるし、マイナスなことはなくプラスになることばかりだと思っていました。
ゆんぬでの取り組みを通して感じた「自分の変化や影響」を教えて下さい。
特にサイエンスキャンプでは、豊富な知識を持った方から、自分では思いつかないような視点でアドバイスや意見をもらうことが多くて、本当に視野が広がったなと感じました。
また、何度もこの過程を繰り返したことで、最終的に説得力のある発表につながったんだと思います。この経験を通して、論理的に考える力や忍耐力も自然と身についたと感じています。
今後の進路や夢を教えて下さい。
公立大学で、地域の課題を解決するために、その地域の魅力を活かしたり、これまでになかった新しい魅力や価値を生み出す過程を学ぶ予定です。
将来は建築士として、地域と連携しながら地域のためのプロジェクトに携わりたいと思っています。全国いろいろな場所を回って、それぞれの地域の課題をしっかり把握した上で、自分が計画したプロジェクトを通じて地域がもっと良くなるような仕事がしたいです。とにかくバリバリ働いて、やりがいを持てる人になりたいし、夢中になれる仕事をずっと続けたいと思っています。
「私から与論島へ」「後輩」へのメッセージ
「テーマ」にこだわることよりも、過程がとても大事かなって思っています。たとえ興味のあるテーマを設定できなかったとしても、それに一生懸命取り組んで、たくさん考えて、結論にたどり着く。その過程そのものが、とても意味のある時間なんだなと感じています。
テーマ探しのコツ
まず、「どんな与論島が理想かな?」って考えてみて、その理想と現実が離れていたとしても、自分が探究することで少しでも手助けできたら、それってすごく意味があることだなって思っています。