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令和6年度卒業予定 Mさん

与論高等学校

部活:吹奏楽部 趣味:映画鑑賞

ゆんぬで探究した「テーマ」「きっかけ」を教えて下さい。

1年生の時はグループで取り組み、探究テーマは「赤土流出について」でした。2、3年生ではサイエンスキャンプに参加し「与論の水は健康によいのか」をテーマに設定し探究・研究に取り組みました。
テーマを決めたきっかけですが、正直1年生の時は本当に「赤土流出」に興味があったわけではなく、グループでなんとなく決めてしまった部分もありました。
1年生での探究活動を振り返った時に、内容を深めることができず終わってしまい、それで結構悔しい思いをしたというか、もっとできたのではないか?という後悔があったので、探究・研究を深められるようにしたい、研究の方法を知りたいという思いから「サイエンスキャンプ」に応募しました。

ゆんぬでの取り組みを通して感じた「自分の変化や影響」を教えて下さい。

「気づき」としては、やっぱり探究学習をする上で、自分が本当に興味あることをテーマにすれば良かったということですね。私は海外、語学に興味があって学校内・外で積極的に講座や行事・イベントに参加していました。今振り返るとですが、探究は探究でやってたし、自分の興味のあることは別の場所で活動してたけど、もしこれが合体したら面白い結果になっていたんじゃないかな?と感じています。
やっぱり、興味のあることとか、楽しいことじゃないと私は学びって結構身につかなかったなと感じているので。

今後の進路や夢を教えて下さい。

総合型選抜試験方式で受験し、県立大学に合格しました。そこでは主に経営と英語を学ぶ予定です。将来は、生徒たちに将来の選択肢を広げられるようなプログラムを提供したいと考えています。
「学ぶのが楽しい」って思えるようになったのは、「好き」と「学び」が結びついてから感じたので、与論を含めた中高生にそんな環境を提供したいと思っています。

「私から与論島へ」【後輩への】メッセージ

「行動すること!」私は、ただひたすらに自分の好きなことをやっていたら、好きなことが見つかったので。
そして、行動・挑戦したりする勇気が必要だと思います。島は大好きだけど、ここだけの世界しか知らないと視野が狭くなるので。島以外のところも見てみたら、自分の中の世界観も変わるし、広がると思います。だから与論島以外の場所や人と繋がることはとっても大切。

テーマ探しのコツ

特に高校1年生の時、テーマ設定の時間が短いし、グループで取り組むので雰囲気に引っ張られちゃったりして、自分が本当にしたいことじゃない場合も出てくるのかなと思います。難しいとは思うけど、「本当にしたいこと」をちゃんと見つけてから探究学習をやった方がいいなって。
テーマ設定の部分に時間かけて、納得がいくテーマの元で探究した方が、最後の着地はいいとこ行くよっ!

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