2025年10月1日

与論中学校2年生「与論の十五夜踊」講話

島に受け継がれる文化を学ぶ 「与論十五夜踊講和」与論十五夜踊り保存会:町さん、麓さん

10月1日(水)、与論中学校2年生の「ゆんぬ学」の授業で、与論十五夜踊り保存会の町さん、麓さんをお招きし、国指定重要無形民俗文化財「与論の十五夜踊」について講話をいただきました。

「十五夜踊りの歴史と背景を知る」 授業の前半では、十五夜踊りの歴史や背景について、資料を見たり、昔と今を比べたりしながら丁寧に解説していただきました。 長い年月をかけて島の人々に受け継がれてきたこの踊りは、時代ごとに少しずつ形を変えながらも、大切に守り続けられてきた心や想いは今も変わっていないことが語られました。 また、「継承に関する現状と課題」「現在の取り組みと今後の展望」についてもお話があり、生徒たちは文化を未来につなぐための工夫や思いに触れました。

「生徒たちの問いと気づき」 講話後の質疑応答では、「どうしたら継承者が増えると思いますか」「2番組の演目はいくつありますか」といった質問が生徒たちから出され、文化継承について考えるきっかけとなりました。 特に、「時代の流れに合わせて形が変わっても、人々が大切にしてきた本質は守られてきた」というお話は、生徒たちにとって印象深いものだったのではと思います。

「見学へ向けて」 2年生は、10月6日(月)に開催される十五夜踊りを見学する予定です。今日の学びを踏まえて、当日一人ひとりがどんな視点や気持ちで「十五夜踊」を見るのか、楽しみです。