第4期 夏季集中 柏サイエンスキャンプ成果発表会
縦・横のつながりが深まった第4期生の成果発表会
2025年7月30日(水)、与論町役場1階多目的ルームにて、東京大学大気海洋研究所主催「海と希望の学校 in 奄美」夏季集中 柏サイエンスキャンプ成果発表会が行われました。
与論町のオンライン視聴会場には、地域の方約20名が集まり、生徒たちの成果発表を見守りました。
今年で4期目となる本発表会、大島高校から1組3名、古仁屋高校から1組2名、与論高校から3組6名が発表を行いました。
与論高校生による3組の研究発表については、
本帆乃夏さん&池田おとさんは、赤土流出防止に向けた焼酎粕や海藻を活用した実験的研究に挑戦。
川上紗寿さん&濱村姫奈さんは、赤崎鍾乳洞の水や貯水タンクの水に含まれる成分と植物生育への影響を検討しました。
福心結奈さん&池畑裕萌さんは、与論と東京の水道水の比較や、災害時の水確保・軟水化の可能性について調査しました。
いずれの研究も、島の自然や生活に密着したテーマであり、「地元還元」への意識が高く、真摯な姿勢が伝わる内容でした。
まだ研究途中のチームもありましたが、だからこそ今後の深まりに大きな期待が寄せられています。
今回の3泊4日の研究合宿にあたり、東京大学に進学された与論高校サイエンスキャンプ第1期生の先輩から、応援メッセージが寄せられました。そして、第2期生は、会場に駆けつけ後輩たちの発表を見守り、応援してくれました。また、第3期生が取り組んだテーマを引き継ぎ、発展させた研究もあり、世代を越えて研究がつながっていることに、ゆんぬ学としても大きな喜びを感じました。
今後も研究を継続し、次なる発表の場でさらに深めた研究成果と成長した姿を見せてくれることを期待しています。
次回、サイエンスキャンプ4期生が発表する機会は、与論高校文化祭(9月6日)です^^