ジャッキーさん(与論島出身)による特別授業開催
ゆんぬんちゅだからできる“自分発信” 〜SNSとマーケティング思考を通して探究の一歩を〜
2025年4月25日、与論高校にて「ゆんぬんちゅだからできる“自分発信”」と題した特別授業が実施されました。講師は、SNS総フォロワー5万人を超える与論島出身の観光大使・ジャッキーさん。与論高校生に向けて、探究活動にもつながる「マーケティング思考」や「SNS発信の価値」について、全力で語っていただきました。
SNSという日常に近いツールを通して、自分の価値や興味関心を“社会に伝える力”を育むこと。そして「与論の高校生だからこそ発信できることがある」という当事者意識を喚起することが、今回の目的です。
本授業では、「マーケティング」の本質を高校生の視点に落とし込み、以下の4つのステップで解説していただきました。
① 【自分の強み・価値を明確にする】 得意なこと・好きなこと・他人よりちょっと自信があることを棚卸し。例:絵を描く、人を楽しませる、特定科目に強いなど。
② 【アピールする相手を定める】 誰に伝えたいかを明確にすることで、発信の内容と方向性が定まる。進学先の先生、就職先の人事、身近な友人など。
③ 【相手目線でアピール内容を工夫する】 相手が求めている情報や価値に合わせて、自分の発言や行動を調整する「伝え方」の工夫。
④ 【自分を磨き続ける】 学力、スキル、資格取得など、発信の中身となる「自分の価値」を高めていくことが、社会への貢献につながる。
ジャッキーさんからは、「失敗してもいい、まずは発信してみること。発信しながら“自分らしさ”が磨かれていく」と、温かく力強いメッセージが送られました。
希望者向けに放課後には質問会も実施され、多くの生徒が参加しました。 「インスタをバズらせるにはどうしたらいいですか?」「自分の強みを見つけるには?」「本気になれるきっかけって、どう掴むの?」など、 一つひとつの質問に、講師は実体験を交えながら誠実に回答してくださいました。
今回の講演は、単なるSNS活用の講座ではありませんでした。 自分を知り、価値を見出し、社会に向けて表現することが、探究の第一歩であること。 「発信することで、自分自身と地域をより良くできる」という自覚を持つこと。 この学びが、今後の探究活動やキャリア形成、地域への貢献意識につながることを、期待しています^^
